WePlay! VALORANT Invitational、PAX Arena Invitationalの2大会でオーメンのピック率がブリムストーンのピック率を上回ったことが明らかになっています。
競技シーンのエコシステム構築を目指す「VALORANT IGNITIONシリーズ」の一環として7月後半に行われた両大会はそれぞれヨーロッパ、アメリカのトップチームが出場、WePlay! VALORANT InvitationalではG2がfish123を下し優勝、PAX Arena InvitationalではSentinelsがCloud9を下し優勝を収めています。
直近に行われた両大会のエージェントのピック率を覗くと、WePlay! VALORANT Invitationalではブリムストーンのピック率が36%なのに対し、オーメンのピックは64%、PAX Arena Invitationalではブリムストーンのピック率が52%なのに対してオーメンのピック率は62%と両大会共にオーメンのピック率がブリムストーンのピック率を上回る結果となっています。
vlr.ggより確認できるWePlay! VALORANT Invitationalの各エージェントのピック率
vlr.ggより確認できるPAX Arena Invitationalの各エージェントのピック率
もちろん全マップにおいてオーメンのピック率が高いといった訳ではなく、Aサイトへのセットスモーク、設置後のインセンディアリーが強力なバインドでは、ブリムストーンのピック率は両大会共に59%、86%とオーメンより高い数値となっています。
2つの大会が行われる以前のVALORANT IGNITIONシリーズの大会*では、いずれもブリムストーンのピック率がオーメンを上回っており、VALORANTのベータ期間中、リリース直後はスモークキャラとしてほぼ必須キャラであったブリムストーンですが、正式リリースがスタートして2ヵ月が経とうとするこの頃、競技シーンのメタも徐々に変化している様子が確認できます。
*G2 Esports Invitational、T1 x Nerd Street Gamers Showdown、Vitality European Open、etc
一方、オセアニア地域でIGNITIONシリーズの一環として行われたORDER Oceanic Openでは、ブリムストーンのピック率が依然として高く、地域によってメタが大きく異なると断言はできませんが、アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋地域によってエージェントのピック率が異なる現状が見られます。
vlr.gg - ORDER Oceanic Open
明日よりスタートするRAGE VALORANT JAPAN TOURNAMENT、そして新型コロナウイルスの影響が収まり、各地域間で行われる国際大会ではどの地域がトップシーンに躍り出るか非常に注目が集まります。
ヴァイパーは強化前と強化後だからあんまり参考にならないけどフェニックスはアメリカとヨーロッパで全然違うんだな
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